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保温上からの減肉調査(パルス渦流探傷装置:Lyft)

1.概要

本システムは、パルス渦電流探傷法を用い、保温、保冷、モルタル、さびこぶ等の上から配管等の減肉程度をスクリーニング検査することが可能です。また、専用プローブを使用することで板金上からの測定も可能です。本装置は小型・軽量でバッテリー駆動のため、現場へのアクセスが容易で、測定データを画像表示することで減肉傾向を把握できます。

保温配管の実施状況
保温配管の実施状況
適用結果例(保温配管)
   適用結果例(保温配管)

適用結果例(裸配管)
適用結果例(裸配管)



2.特長

  1. 保温材等の解体が不要になり、付帯工事の費用低減・工事の効率化が可能です。
  2. 画像処理表示による減肉傾向のビジュアル化が可能です。
  3. 高所用の治具使用により、高所でも測定可能です。
  4. 運転中等、高温部も測定可能です。(プローブ設置面の最大許容温度70℃)

3.適用対象例

  1. 対象物: 配管・機器、球形タンクコンクリート被覆支柱 等の強磁性体
  2. 適用サイズ: 肉厚最大100mm 保温材厚さ最大300mm 配管直径25mm以上(探傷条件による)
  3. 対象欠陥: 内面減肉、外面減肉(但し、内外面の判別は不可)

適応対象物及び適応目的

対象物
  • 発電設備
  • 石油・石油化学
  • ガス
  • 土木・建築
目的
  • 厚さ測定
方法
  • 渦流探傷試験

お問い合わせ

本社
〒550-0014大阪市西区北堀江1-18-14
TEL.06-6539-5821(代表)
FAX.06-6539-5820

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