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管内面からの水浸法による超音波連続厚さ測定技術(FAST SCAN)

1.概要

本技術は、主として熱交換器等の細管を対象とした検査手法です。
伝熱管直管部の全周・全長の肉厚を定量的に測定します。

2.特長

  1. 磁性/非磁性を問わず細管の厚さ測定が可能です。
  2. 1基当たりの検査本数が多い場合、IRIS(弊社の従来手法)より検査効率の向上が見込めます。
  3. 内外面を弁別した展開図により、減肉傾向を把握できます。
  4. 任意の位置の断面図が表示可能であり、減肉の形状が確認できます。
  5. 全波形データを保存するため、検査完了後も再解析が可能で経年監視に有効です。

3.適用対象例

  1. 適用管寸法
    内径 9.0~55mm (55mmを超える場合は別途ご相談)
  2. 検査速度
    80 ~ 120本/日 (管長さ6m、実働6時間として)
熱交換器伝熱管への適用例
熱交換器伝熱管への適用例
ボイラ水管垂直部への適用例(部分測定)
ボイラ水管垂直部への適用例(部分測定)

適応対象物及び適応目的

対象物
  • 発電設備
  • 石油・石油化学
  • ガス
目的
  • 厚さ測定
方法
  • 超音波探傷試験

お問い合わせ

本社
〒550-0014大阪市西区北堀江1-18-14
TEL.06-6539-5821(代表)
FAX.06-6539-5820

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