HOME 非破壊検査入門 超音波探傷試験

超音波探傷試験

原理

超音波の発生と受信
  • 水晶、チタン酸バリウムなどの圧電材料に電圧を加えると、振動子は伸縮し超音波振動が発生する。
  • 逆に振動子に機械的振動が加わると、電極間に高周波電圧が発生する。
パルス反射法
  • パルス反射法は試験体の表面から超音波を内部に伝搬させ、きずから反射された超音波(エコー)を検出する方法である。

特徴

  • 溶接部、鍛造品などの内部きずの検出に適用される。
  • 超音波の進行方向に垂直な面状きずが検出しやすい一方、球状きずの検出は不得意である。
  • 粗粒材(オーステナイト系鋼、鋳造品)および、鉛は適用困難である。
探傷方法
垂直探傷法

垂直探傷法は、試験体の表面から垂直に超音波を伝搬させる方法である。

斜角探傷法

斜角探傷法は、試験体の表面に対して斜めに超音波を伝搬させる方法である。
探傷方法には、直射法と一回反射法がある。

適応対象物及び適応目的

対象物
  • 発電設備
  • 石油・石油化学
  • ガス
  • 土木・建築
  • その他
目的
  • 表面欠陥検出
  • 内部欠陥検出
  • 厚さ測定
  • コンクリート構造物調査
  • スクリーニング
  • その他
方法
  • 超音波探傷試験

お問い合わせ

本社
〒550-0014大阪市西区北堀江1-18-14
TEL.06-6539-5821(代表)
FAX.06-6539-5820

Top