回折波を用いた超音波画像解析システム「TOFD」

1.概要及び原理
例えば溶接部の両側に超音波探触子を対称に配置し溶接部に沿って走査すると、きずが存在した場合きずから回折波が生じます。この回折波を検出し画像化することで客観的、定量的にきずの長さ、高さの評価をするシステムです。
2.特長
(1)きず高さの測定精度が高い
(2)検査スピードが早くリアルタイムで、きず画像が得られる
(3)内在きずと開口きずの識別が可能
(4)検査結果の定量性、再現性が良く、きずの経年変化等の追跡調査に適する
3.適用対象

(1)発電プラント

:主蒸気管 主給水管 蒸気ドラム

(2)石油 石化

:圧力容器  配管 球形ガスホルダー

(3)その他

:水圧鉄管 橋梁 船舶 他

装置外観

探傷装置及びスキャナー

4.適用例

TOFD像例1 平板溶接部のきず

TOFD像例2  隅肉溶接部のきず