出発点と理念  ----- 安全工学研究所 -----

新しい時代が要請する
限りない安全を目指して

先進のための最大条件、それは、あらゆる場所・時を選ばない安全な社会を実現させていくための限りない情熱と行動です。現代社会はさまざまな工業資本や社会資本に支えられており、これらは今なお増大の一途をたどっています。また、多くの先進国では工業・社会資本が新旧交代の時節を迎えようとしており、わが国においても諸施設の老朽化の中で、今まで経験したことのないような複雑な状況が顕在化しつつあります。

このような環境下で、社会は未来に向かってより高度な安全を求め、それを可能とする先進的な技術を切望しています。さらに、近年はあらゆるテクノロジーに対して「地球環境との調和」が必要不可欠なものとなっており、安全の対象はますます広く深くなってきています。

私たちは、未来に向けて、時代が要請するあらゆるニーズを先取りし、「安全を積極的に創造する」ことこそ、われわれに課せられた使命と考えています。そのために、他分野の技術の総合とすぐれた先進技術の育成につとめ、同時代の技術の先端に立って「新時代の安全の防人」としての理想を現実のものとしています。

非破壊検査のスペシャリスト集団
安全工学研究所

非破壊検査技術は、当初、モノを壊さずに欠陥や異常を検出するための技術として発展してきました。
この技術の発展は、さまざまなプラントや構造物の安全性の維持に大きく貢献し、工業化社会を目に見えないところで支えてきたのです。
しかしながら、工業技術の複雑化・高度化が進展するとともに、一方ではプラントの老朽化などによって、検査業務の対象や範囲にも大きな影響が出はじめています。非破壊検査株式会社では、こういった複雑で多様な検査ニーズが発生する時代を迎えるにあたって、欠陥や異常の検出中心の技術だけではなく、何故異常が起こるかといった原因の究明とこれらを評価していくための技術に重点を置きはじめています。
この評価技術は非破壊検査技術のイノベーションといっても過言ではありません。なぜなら、これらを実施するためには、今まで以上の新しい専門的な技術や知識を非常に数多く必要とするからです。
問題を発見する技術から、原因解明や予測や予防に向けた視点の転回です。原因が見えれば、検査も含めた処置が遂行しやすくなるのは当然ともいえるでしょう。
つくられたものは必ず、老朽化し、壊れていきます。ここにはさまざまな法則が働いており、私たちはこのメカニズムを解明することによって、安全性をより高い精度で評価できると考えているのです。安全工学研究所は、こういった新しい時代の非破壊検査を実現するために、日本で初めて専門研究機関として設立されました。より安全な社会実現のために、非破壊検査そのものを高度化していくこと。これが安全工学研究所の大きな目的なのです。