放射線透過試験
原 理
試験体に放射線を照射すると、放射線は透過しながら物体との相互作用により次第に弱くなる。溶接部の場合、ブ□一ホールなどの欠陥は健全部に比べ放射線がよく透過する。その結果、欠陥はフィルム上に黒い像として検出される。

特 徴
●金属材料(溶接部、鋳鋼品)、非金属材料に適用できる。
●放射線の進行方向に奥行きのある内部欠陥を検出しやすい。
●IP(記憶蛍光体)を使用すれば画像処理により画質の向上が図れる。
●微小焦点のX線管を使用すれば拡大撮影が可能。
●放射線に対する安全管理が必要。
●放射線の進行方向に奥行きのある内部欠陥を検出しやすい。
●IP(記憶蛍光体)を使用すれば画像処理により画質の向上が図れる。
●微小焦点のX線管を使用すれば拡大撮影が可能。
●放射線に対する安全管理が必要。
撮影状況

欠陥の事例
欠陥名 |
断面形状 |
X線透過写真 |
ブローホール |
![]() |
![]() |
融合不良 |
![]() |
![]() |
溶込み不良 |
![]() |
![]() |