配管架台接触部等の減肉調査「MS-UT」

1.概要及び原理
超音波の多数回反射を利用、超音波伝搬時間の変化から減肉量を測定します。
(上:周方向測定、下:軸方向測定)

(上:周方向測定、下:軸方向測定)

実機の減肉例 (配管架台接触部)

実機の減肉例 (配管架台接触部)

2.特長
(1)軸方向測定、周方向測定、斜め方向測定を選択して適用できる(測定精度は同じ)
(2)内外面の減肉を検出(内外面の識別可能)
(3)長い探触子間距離での測定が可能(探触子間隔: 最大1m)
(4)内部流体や堆積物があっても測定が可能(外表面の防食テープ部も測定可能)
(5)バッテリー式の測定装置を使用(100V電源不要)
(6)伝搬時間を使用した定量的な減肉評価(測定誤差: ※±1.0mm以内)
(※ 健全部と減肉部を比較して評価を行うが、全周に保護板が巻かれている場合には、健全と推定される部位との比較となるため、評価精度は低下する可能性がある。)
3.適用対象
(1)対象物: 配管架台接触部、ダミーサポート、補強板下などの探触子接近不可部分
(2)適用サイズ: 2B以上(φ60.5×t3.8mm以上)、 実績: 2B 〜 48B
(3)対象物の表面処理: 探触子走査部の浮いた塗装、錆は除去が必要
(4)対象物の表面温度: 最大60℃
4.適用事例
測定装置

測定装置

配管架台接触部への適用接触部

配管架台接触部への適用

ダミーサポートへの適用

ダミーサポートへの適用

補強板下への適用

補強板下への適用

適用実績:平成22年7月から受注を開始、平成23年度延べ43プラント、4500箇所に適用。
平成24年度、適用総数1万箇所に到達。