浸透探傷試験

原 理
表面に開口している欠陥を、容易に目視できるようにするために、毛管現象及び知覚現象を利用し、より拡大した像にして指示模様を知覚する方法である。
特 徴
●多孔質でなければ、金属でも非金属でも適用できる。
●内部が空洞で表面が開口している欠陥が検出できる。
●一回の操作であらゆる方向の欠陥を検出できる。
●指示模様から欠陥の幅、深さをもとめることは出来ない。
試験方法の種類

試験の手順

表面のぬれ性を良くし、欠陥の内部を空洞にする処理。

液体のぬれおよび毛管現象を利用して欠陥内部を浸透液で満たす処理。

浸透時間:

溶接部一5分以上
鍛造品一10分以上

欠陥部以外に付着している余剰浸透液を除去する処理。

白い現像粉末を吹き付け、毛管現象を利用して欠陥内の浸透液を吸い出し拡大した指示模様を得る処理。

現像時間:

7分以上30分以下

染色浸透探傷試験では、500Lx以上の白色光の下で、蛍光浸透探傷試験では紫外線の下で観察する。